香港株(終了):上昇-通信株が高い、不動産株は下落

香港株式相場は上昇。取引時間中は 上げ下げを繰り返す方向感に乏しい展開となった。携帯端末を通じたイ ンターネット接続がデスクトップパソコンを上回ったことを受けて、通 信株が値上がり。一方、中国政府が不動産市場の抑制策を維持するとの 報道で、不動産株は下落した。

中国2位の携帯電話サービス会社、チャイナ・ ユニコム(中国聯 通、762 HK)は7.2%高。中国のインターネット利用者のほぼ3分の2 が携帯端末経由でサイトに接続しているとの、中国インターネットネッ トワーク情報センターのリポートが手掛かりとなった。

中国の携帯電話サービス最大手、チャイナ・モバイル(中国移 動、941 HK)は0.7%上昇し、5月10日以来の高値で引けた。国内最大 のインターネット企業、テンセント・ホールディングス(騰訊、700 HK)も高い。

一方、時価総額で中国本土最大の不動産開発会社、中国海外発展 (688 HK)は2.6%安。全収入を中国本土で稼ぐ不動産開発の世茂房地 産(813 HK)は1.8%下げた。

ハンセン指数は前日比81.75ポイント(0.4%)高の19640.80で終 了。一時0.2%安まで下落した。構成49銘柄中、値上がりと値下がりの 比率は約2対1。ハンセン中国企業株(H株)指数は同0.6%高 の9570.51。

HSBCホールディングスの株式ストラテジスト、スティーブン・ サン氏はブルームバーグテレビジョンに対し、「市場全般の環境は引き 続きかなり厳しいものとなるだろう」と指摘。「世界の中央銀行は金融 市場のボラティリティ(変動性)を減らし、景気の下振れリスクを避け るため、金融政策を緩和している」と述べた。

原題:Hong Kong Swing From Gains, Losses on China Property, Internet(抜粋)

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