欧州議会、銀行業界の「カルチャー」解明狙う-公聴会開催も

ロンドン銀行間取引金利 (LIBOR)の談合疑惑をめぐり、欧州議会はバンカーや監督当局者 を召喚し公聴会を開く見込みだ。世界を揺るがしている金融スキャンダ ルが繰り返さられることのないよう、関係者の証言を得たい考えだ。

市場操作に関する法案の取り組みを主導するアーリーン・マッカー シー議員は19日、どのようにしてバンカーがLIBORをめぐる談合を なし得たかや、監督当局が対応できなかった理由に公聴会が光を当てる ことになるはずだとの声明を電子メールで配布した。欧州連合(EU) の行政執行機関、欧州委員会のバルニエ委員(域内市場・金融サービス 担当)は違法な金利操作を罰する法的措置を準備している。

欧州議会の経済金融委員会に所属するマッカーシー議員は、「銀行 業界のカルチャーが変わっていない上に、そのカルチャーを当局の失敗 が手助けし、けしかけた」と声明でコメントした。

英銀バークレイズが自行のLIBORについて虚偽申告をしていた ことを認め、ロバート・ダイアモンド最高経営責任者(CEO)ら幹部 が辞任に追い込まれたことを発端に、世界中の金融商品の指標となって いるLIBORの信頼性が揺らいでいる。

欧州議会と欧州委は、銀行間金利の悪用を刑事処罰措置の対象とす ることを目指している。バルニエ委員のスポークスマン、ステファン・ デリンク氏は19日、ブリュッセルで記者団に対し、LIBORスキャン ダルに対応し欧州委は市場操作に関するEU規定を改正する計画を来週 公表すると述べた。

原題:EU Parliament May Hold Hearings Into Libor-Rigging Scandal (2)(抜粋)

--取材協力:Aoife White.

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