欧州株(20日):反落、スペイン情勢を嫌気-ノキアに売り

20日の欧州株式相場は反落。スペイ ン国債が下落してドイツ債に対する利回り格差が過去最大に拡大したこ とで、ユーロ圏債務危機の深刻化が懸念された。ただ、ストックス欧 州600指数は週べースでは7週連続高となった。

携帯電話サービスの英ボーダフォン・グループが1.7%安。4-6 月のサービス収入が市場予想を下回った。フィッチ・レーティングスが 格下げしたフィンランドの携帯電話メーカー、ノキアは7.4%の値下が り。一方で、スウェーデンのトラックメーカー、スカニアは3.9%上昇 した。

ストックス欧州600指数は前日比1.4%安の258.17で終了。週ベース では0.8%上昇して、2006年1月以来最長の上げとなった。予想を上回 る企業業績が支えた。

スピロ・ソブリン・ストラテジー(ロンドン)のマネジングディレ クター、ニコラス・スピロ氏は「国内では国債需要が減退、外国人投資 家は昨年末から急速に資金を引き揚げているという内外挟み撃ちの状態 で、スペインの調達市場アクセス能力は脅かされている」と電子メール で指摘。「当面、投資家の心配事はスペインに集中するだろう」と記し た。

ユーロ圏諸国の財務相らはこの日、スペインの銀行救済向けの最 大1000億ユーロの金融支援を最終承認。しかし、同国の国債は下落。同 国政府は来年の経済成長率見通しをマイナス0.5%に下方修正し、来年 に入ってもリセッション(景気後退)が続くとした。4月時点ではプラ ス0.2%を見込んでいた。

この日の西欧市場では、アイスランドとギリシャを除く16カ国で主 要株価指数が下落。スペインのIBEX35指数は5.8%下げ、2010年5 月以来の大幅安となった。

原題:European Stocks Decline, Trimming Seventh Straight Weekly Gain(抜粋)

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