ニューヨーク連銀:MMFの解約規制を支持-スタッフ報告書

米ニューヨーク連銀は、2兆5000億 ドル(約200兆円)規模のマネー・マーケット・ファンド(MMF)業 界を「一段と安全かつ公正」にするために、MMF投資家が一度に資金 を全額引き揚げるのを禁止すべきだとの見解を表明した。

ニューヨーク連銀のスタッフは19日のリポートで、MMFは投資家 全員の残高の一部を「リスクのある最低残高」として取っておき、その 解約については30日前に事前通告があった場合に限るべきだと提案し た。これにより金融システム全体へのリスクが軽減するほか、ファンド で問題が起きても通常、迅速に撤退しない小口投資家を保護できるとし ている。

ニューヨーク連銀は19日、発表資料で、「引き揚げを遅らせること により、償還を図る投資家に、差し迫ったポートフォリオ損失や償還コ ストの一部を負担させることが可能になる」と説明した。

先月、事情に詳しい関係者が明らかにしたところによると、この構 想は、米証券取引委員会(SEC)に提出されたMMF規制案に既に盛 り込まれている。

原題:New York Fed Staff Backs Limit on Money Fund Withdrawals (1)(抜粋)