国連安保理、シリア制裁決議案を否決-ロシアと中国が拒否権

国連安全保障理事会は19日、内戦状 態が悪化するシリアのアサド政権に対し制裁を警告する決議案の採決を 行った。常任理事国のロシアと中国が拒否権を発動したため、決議案は 否決された。

理事国15カ国中11カ国が賛成し、2カ国が棄権した。欧米諸国が提 案した今回の決議案は、アサド政権が10日以内に国連の停戦案に応じな い場合、シリア軍への武器供給の禁止や資産凍結などの制裁措置の発動 を警告するという内容だった。

ロシアがアサド政権への制裁をめぐり拒否権を行使するのはこれで 3回目。シリアは旧ソ連時代からロシアと関係があり、ロシアから兵器 を購入するほか、タルトス港に旧ソ連圏以外で唯一ロシア軍の基地を維 持している。

原題:Russia, China Veto UN Resolution Threatening Sanctions on Syria(抜粋)