NY原油:続伸、92ドル台-中東情勢緊迫で2カ月ぶり高値

ニューヨーク原油先物相場は7営業 日続伸し、2カ月ぶりの高値となった。中東の情勢不安で供給に支障が 出るとの懸念が高まった。中東は世界の原油生産の約3分の1を占め る。

ブルガリアで18日にイスラエル人観光客を乗せたバスが爆発した事 件で、イスラエルのネタニヤフ首相はレバノンのイスラム教シーア派組 織ヒズボラの犯行だと主張し、強硬措置も辞さない意向を示した。シリ アでは政府高官3人が殺害された爆破事件の報復として、政府軍が反体 制勢力を攻撃した。

プレステージ・エコノミクス(テキサス州オースティン)のジェイ ソン・シェンカー社長は、「中東情勢に対する懸念が強まっており、そ れが原油を押し上げる要因になっている」と指摘。「イランに再び注目 が集まっているほか、シリアの状況も悪化している。地政学的リスクが 高まり、生産に支障が出るとの不安につながっている」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物8月限は前日 比2.79ドル(3.10%)高の1バレル=92.66ドルで終了。7日連続高は 2月24日以降で最長。7日間の上昇率は10%。

原題:Oil Rises to Two-Month High on Escalating Middle East Tension(抜粋)

--取材協力:Gwen Ackerman、Grant Smith、Donna Abu-Nasr、Alexander Kowalski.