英国債:下落、10年債利回りは大幅上昇-40年債入札と株高で

19日の英国債市場では中・長期債が 下落し、10年債利回りは今月に入ってから最大の上げとなった。英政府 は17億5000万ポンド相当の40年債の入札を行った。

10年債利回りは過去最低まで4ベーシスポイント(bp、1bp =0.01%)未満の水準から上昇。株高で比較的安全とされる英国債の需 要が後退した。この日発表された経済統計で6月の小売売上高がエコノ ミスト予想を下回る伸びだったことを背景に、2年債利回りは過去最低 を記録した。

モニュメント・セキュリティーズのストラテジスト、マーク・オズ ワルド氏(ロンドン在勤)は「現在の利回りでは、英国債を積極的に買 いに行く雰囲気ではない」とし、「短期債は単なる安全な投資先となっ ている」と続けた。

ロンドン時間午後5時現在、10年債利回りは前日比5bp上昇 の1.52%。一時は7bp上げ、先月29日以降で最大の上昇となった。同 国債(表面利率4%、2022年3月償還)価格はこの日、0.5下 げ121.10。過去最低は1日に記録した1.439%。

英公債管理局(DMO)は2052年7月償還債を入札。平均落札利回 りは3.055%、応札倍率は1.67倍となった。既発40年債の利回りは6b p上げ3.08%となった。

原題:U.K. 10-Year Gilts Fall After Auction; Pound Gains Versus Euro(抜粋)

--取材協力:Tj Marta.