英国は量的緩和拡大を、景気失速で緊縮見直し必要も-IMF

国際通貨基金(IMF)は19日、イ ングランド銀行(英中央銀行)に一段の量的緩和を呼び掛けるととも に、同中銀の取り組みを受けても英景気の勢いが増さないようなら、英 政府は緊縮財政を緩めることを検討する必要があるかもしれないとの見 解を示した。

IMFは英経済に関する審査報告を公表。この中で、「景気回復が 失速したほか、失業者数がまだ多過ぎる」と指摘。「一段の金融緩和が 必要だ。2013年の早い時期までに景気に勢いがつかなければ、財政緊縮 策の縮小を主要な政策とすべきだ」と論じた。

英中銀は資産買い取りプログラムの規模拡大と政策金利の引き下げ により、追加刺激策を講じることが可能だとの見方をIMFは示した。 同中銀は7月の議事録で、市中銀行に流動性を供給し融資を促す新たな 措置の効果を見極めた後、利下げを再検討する可能性を示唆している。

IMFはまた、景気見通しが「急激に悪化した場合」は、オズボー ン財務相が2013-14会計年度よりも早い時点で緊縮策を緩める必要があ るかもしれないと分析。必要に応じ、減税や公共投資拡大を準備すべき だと付け加えた。

原題:IMF Says BOE Should Expand Stimulus to Boost ‘Stalled’ Recovery(抜粋)

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