資生堂執行役員:カウンセリングにiPadを数千台導入へ-海外で

資生堂の関根近子執行役員・美容統 括部長は、ブルームバーグとのインタビューで米アップル社のタブレッ ト端末「iPad(アイパッド)」を海外での顧客とのカウンセリング 業務に導入することを明らかにした。

インタビューの要旨は以下の通り。

アイパッド導入について:

「2013年度からアイパッドを使ってコンサルテーションをする。美 容部員に教育機会が少ないときに全てを知識として覚えることはできな いが、アイパッドには通常の紙ベースのカウンセリングシートでは伝え きれない動画が入っており、それを説明することでお客様がより納得で きる」

「12年8月から欧州で100台、アジアで50台を実験導入し、13年4 月から日本以外で世界的に本格導入する。最終的には数千台規模の導入 を目指す。国内でも将来的な導入を検討している」

導入の狙いについて:

海外で「離職率がある程度高いと、教育をやっても顧客への応対に 格差が出てしまう。資生堂はカスタマーファーストをやっているので、 それを担保するために、そういったコンサルテーションのツールを提供 することによって、お客様により満足していただき、美容部員間のレベ ルの差を埋めることができる」

導入方法について:

「各国の事業所に購入していただく形になる」

アイパッドのメリットについて:

「言葉で言ってもお客様が頭の中で描いているものと、美容部員が 説明しているものが違う場合がある。言葉で説明したものについて、動 画として正しいものが伝えられる」