ドイツ銀などと伊地方当局との取引停止求める-ミラノ検察

イタリアのミラノ検察当局は18日、 同市へのスワップ販売が違法だったとしてドイツ銀行とデプファ銀行、 UBS、JPモルガン・チェースに対し国内の地方当局との取引を1年 間禁止することを命じるよう裁判所に求めた。

アルフレッド・ロブレド検事はミラノの裁判所に対し各行に罰 金150万ユーロ(約1億4500万円)を科すよう求めるとともに、スワッ プ販売で得た利益7250万ユーロが不当だとしてその返還を主張した。

スワップ販売を手掛けた4行は、手数料を開示せずミラノ当局を欺 いたとして訴えられ、2010年5月から係争中。4行は罪状を否認してお り、今年3月には同市当局と和解し金利スワップの解消で合意した。イ タリア中央銀行のデータによれば、証券会社が扱った不透明なデリバテ ィブ(金融派生商品)取引はイタリアの納税者に15億ドル(約1200億 円)以上の負担をもたらしている。

UBSは同日、「証拠は検事が裁判所に求めている判決と制裁を裏 付けるものではない」と電子メールでコメントした。JPモルガンとド イツ銀はミラノ市側との取引では適切に行動したと説明。デプファ銀か らは今のところコメントは得られていない。

原題:Milan Swaps Prosecutor Seeks Ban and Fines for UBS, JPMorgan(抜粋)