自工会会長:エコカー補助金が終了すると「何かしらの影響はある」

日本自動車工業会(自工会)の豊 田章男会長(トヨタ自動車社長)は定例会見で、予算額を消化してエ コカー補助金が終了すると「何かしらの影響はある」と述べた。

環境対応などに優れた新車の購入促進のため政府が導入したエコ カー補助金は、現状の申請ペースや交付状況から、今夏にも終了する 可能性がある。経済産業省と国土交通省が2月に公表した詳細による と、交付額は車種にもよるが、登録車10万円、軽自動車7万円など。

また、豊田会長は米国について、住宅などと比べ自動車市場は順 調に推移しているとの認識を示した。中国市場については持続的な成 長を期待しており、注視していきたいという。一方、欧州不安に関し ては、現地向け輸出に影響するなど世界経済の下押し要因と指摘し、 各国の対策により経済が回復していくことに期待を示した。

さらに、日本と欧州との自由貿易協定について豊田会長は、自工 会として支持する姿勢に変わりないと強調した。欧州側が指摘してい る問題に関しては「早い段階で交渉を開始し、その中で解決していき たい」と述べた。