ワイヤレスGの初値は93%高に、高速無線ネット-マザーズ新規上場

東証マザーズ市場にきょう新規株 式公開(IPO)したワイヤレスゲート株は朝方から買い気配が続き、 午後1時すぎに形成した初値は2311円と、公開価格(1200円)を93% 上回った。

ワイヤレスGは、通信事業者や無線LAN(域内通信網)事業者 から、Wi-FiアクセスポイントやWiMAX基地局などの通信網を 借り受け、高速無線インターネット通信サービスを提供する。

2012年12月期の予想単独業績は、売上高が前期比62%増の55 億8200万円、純利益は同48%増の4億1200万円。1株当たり純利益 は187円71銭を見込み、公開価格に基づき算出した予想株価収益率(P ER)は6.4倍。

水戸証券投資情報部の岩崎利昭チーフオフィサーは、仮想移動体 通信事業者(MVNO)で通信インフラを持たずに済み、身軽な経営 が可能な点を評価。スマートフォン(高機能携帯電話)などの普及を 背景に無線ネット利用の需要が増える中、「同社のサービスへの認知が 進むにつれ、収益はまだ伸びる余地がある」と指摘していた。

IPOに伴う公募株数は30万株、売り出し22万1400株(オーバ ーアロットメントによる追加売り出し含む)。主幹事はSMBC日興証 券が務める。

大株主に名を連ねる投資事業組合が、ロックアップ期間として上 場後180日を過ぎるか、株価が1800円以上になるまでは保有株式を売 却しないと目論見書に記載されており、「需給の側面からは1800円が 意識されやすい」と、岩崎氏は言う。

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