双日:800億円調達で3メガなどと交渉、モンゴル発電事業で

モンゴルでの石炭火力による独立系 発電事業(IPP)の優先交渉権を獲得した双日や韓国ポスコ・エナジ ーなど4社は、事業に必要な最大800億円の調達で銀行団との交渉に入 った。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

総事業費1000億円規模のこのモンゴル初の外資IPPは、仏GDF スエズとモンゴルのニューコムも参加する。資金調達について仏クレデ ィ・アグリコルや三井住友銀行など3メガバンク、国際協力銀行などと 交渉を始めた。案件組成のファイナンシャル・アドバイザーはクレデ ィ・アグリコルで、来年半ばまでに契約をまとめる。

モンゴルは世界有数の石炭埋蔵量を誇る。こうした豊富な資源を背 景に急速に経済成長を続けており、首都ウランバートルでは電力不足に 陥っている。双日などはIPPにより必要とされる電力を供給する。日 本とモンゴルは、経済連携協定(EPA)交渉入りでも合意した。

在モンゴル日本大使館によると、モンゴルは売電価格が発電コスト に見合わない状況が続き、電力会社は常に赤字になっている。ここに双 日などは高効率の発電プラントを導入する計画だ。

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