スペインが19日に国債入札-市場アクセス脅かされる中で

スペインのラホイ政権は借り入れコ ストの上昇で資本市場へのアクセスが脅かされつつある中、19日に最 大30億ユーロ(約2900億円)の国債を入札する。街頭では抗議デモも予 定されている。

スペインが入札するのは2014年と17年、19年に償還予定の国債。償 還期間が短めの国債に引き続き集中しているのは、10年物で6.95%とい う高い借り入れコストを避けたいためだ。ただ、5年債利回りも18日 に6.32%に上昇し、10年債利回りとの差は63ベーシスポイント(bp、 1bp=0.01%)と、1月の154bpから縮小している。

先月1000億ユーロの救済を欧州に要請したスペインは、ユーロ圏で 3番目に深刻な財政赤字を穴埋めするため市場で資金調達する道を維持 することに取り組んでいる。ラホイ首相は18日に議会で、緊縮策は投資 家に応札を説得する上で必要な措置だと強調したが、同国の2大労組は 歳出削減策に抗議し、19日に全国的な街頭デモを呼び掛けている。

プリンシパル・インベストメント・マネジメントの債券責任者、ク レイグ・ベイセイ氏(ロンドン在勤)は「スペインが短期債の今の金利 で債務を履行していくことは長期的には明らかに持続不可能だ」と指 摘。「ただ、スペインが現時点で国債発行できるのはそれしかない」と 付け加えた。

原題:Spain Confronts Bond Market Access Threat as Union Protests Loom(抜粋)

--取材協力:Mark Deen.