米農務長官:干ばつで農産物輸出減少か-農家支援強化を

ビルサック米農務長官は米国の大半 の地域で発生している干ばつについて、同国のトウモロコシと大豆の輸 出が「少量減少する」可能性があるとの見方を示し、議会に対し農業経 営者への追加支援を提供するよう促した。

ビルサック長官はオバマ大統領に連邦政府の対応について説明した 後、ホワイトハウスで記者団に対し、穀物と牧草地への被害は食料価格 に影響を及ぼすとの見通しを示した。これに先立ち、自然災害被災地域 への指定数を29州の1297郡と、これまでの26州の1016郡から増やした。

同長官は今回の干ばつについて「過去25年間で最も深刻である可能 性が高い」と指摘。農家への支援や支援プログラムの強化について農務 省がより柔軟に対応できるよう議会に要請した。

過去数十年で最悪の干ばつは全米の穀物に被害を及ぼしており、生 産の減少や穀物価格の上昇につながっている。これにより米国と世界の 食料価格が上昇する可能性が高まっている。米気候データセンターによ ると、6月末時点で米本土の約61%が中程度から極度の干ばつに見舞わ れており、この割合は1956年12月以降で最大となっている。

原題:Vilsack Says Drought May Cut Farm Exports, Urges More Farm Aid(抜粋)

--取材協力:Luzi Ann Javier、Steve Stroth.