米財務長官:LIBORめぐる懸念に「早くから」対応した

ガイトナー米財務長官は18日、ロン ドン銀行間取引金利(LIBOR)の不正操作問題に関し、米国が「当 初から非常に強く」懸念を表明していたことを明らかにした。

ガイトナー長官はニューヨークで開催された会合で、「金利を設定 するプロセスに不備と欠陥があり、不正に操作されやすいという懸念に 対しわれわれは、非常に早くから行動を起こした」と主張。当時、米金 融規制当局に報告したほか、英当局宛てに「一連の詳細な改善案」を記 して送付したと述べた。

英銀バークレイズが2億9000万ポンド(約360億円)の課徴金を科 されたLIBOR操作問題をめぐり、英米の規制当局者はこれまでの対 応をそれぞれ擁護する主張を展開している。

ニューヨーク連銀は先週、バークレイズがLIBORを意図的に低 く報告していた事実を2008年の時点で認識していたことを示す文書を公 表。同連銀の総裁を当時務めていたガイトナー氏が同年6月、 LIBOR算出方法の改善を求める提案書をイングランド銀行(英中央 銀行)のキング総裁に送っていた。

原題:Geithner Says U.S. Was Forceful in Relaying Concerns on Libor(抜粋)