全日空:公募価格を1株184円に決定-ディスカウント率4.17%

全日本空輸は18日、公募増資に伴う 新株発行の条件を決定した。発行価格は1株184円。同日の終値192円に 対し、ディスカウント率は4.17%となる。最大で1751億円を調達する。

全日空の財務部財務チームリーダーの植野素明氏は同日、条件決定 について「4%を超えたディスカウント率となったが、事前の需要調査 を積み上げた結果のプライスであり、想定内のもの」と述べた。

格安航空会社(LCC)の国内路線への参入や首都圏空港の発着枠 拡大など航空業界を取り巻く環境が変化。経営再建中の日本航空も11年 度に大幅な利益を上げ、再上場で多額の資金調達も行う計画。全日空 は、こうした状況から先んじて大規模な資金調達に動いた。

植野氏は、調達資金の使途について「新型機材の調達、アジアを中 心としたM&A(企業の合併・買収)、財務体質の強化」が目的と述べ た。ただ、「M&Aについては今後検討していくつもりで、現時点で特 に対象が決まっているものはない」と語った。

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