日航:野村をIPOのグローバルコーディネーターから除外

野村ホールディングスが経営再建中 の日本航空(JAL)の新規株式公開(IPO)で、国内外に株式を売 り出す際のグローバルコーディネーターから除外されたことが18日分か った。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

関係者によると、野村と共同で務める予定だった大和証券グループ 本社が単独で役割を担うことになった。JALは早ければ9月にも東京 証券取引所に再上場する計画で、IPOの規模は5000億円から8000億円 程度とみられる。

野村は、3月以降に当局が摘発したインサイダー取引5事案のうち 3件で企業の公募増資に関する未公開情報を外部に漏らしたことが明ら かになっている。また、7月に野村はJALの競合相手である全日本空 輸の大型公募増資の主幹事に起用され、JALと全日空の両方を掛け持 ちする状況になっていた。

JAL株式を97%保有する企業再生支援機構(ETIC)企画調整 室の清水竜氏は、野村の役割についてコメントを差し控えた。野村の菅 井馨子広報担当もコメントを控えている。

野村のJALのグローバルコーディネーターからの除外は、週刊ダ イヤモンドが17日付のウェブ版で伝えていた。

日航のIPOに関しては野村と大和のほか、SMBC日興証券、み ずほ証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、バンク・オブ・アメ リカ、モルガン・スタンレーMUFG証券が国内外の主幹事に起用され ていた。

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