英雇用統計:3-5月失業率、9カ月ぶり低水準-五輪で雇用増

英国では3-5月の失業率が低下 し、9カ月ぶり低水準となった。同国経済はリセッション(景気後退) 局面にあり、ユーロ圏債務危機が悪化したものの、ロンドン夏季五輪開 催が雇用創出につながったためで、英雇用市場の弾力性が浮き彫りとな った。

英政府統計局(ONS)が18日発表した国際労働機関(ILO)基 準の3-5月の失業率は8.1%と、2-4月の8.2%から低下した。

同時に発表された失業保険申請ベースの6月の失業者数は前月 比6100人増加した。ブルームバーグ・ニュースのエコノミスト調査で は5000人増が見込まれていた。同保険に関する規則が5月21日に変更さ れたことが増加要因だという。

IHSグローバル・インサイトのエコノミスト、ハワード・アーチ ャー氏(ロンドン在勤)は「パートタイムで働く人が増えたほか、個人 事業主になる人も増加、賃金の伸びも抑制されていることから失業者数 はここ数カ月にわたって抑えられている」と指摘。「経済が引き続き脆 弱(ぜいじゃく)なことを考慮すると、雇用市場が弾力性を保てるかが 大きな問題だ」と語った。

原題:U.K. Unemployment Rate Hits 9-Month Low, Defying Recession (1)(抜粋)

--取材協力:Mark Evans、Harumi Ichikura.

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