アジア株:MSCI指数、下落-中国首相発言と収益懸念で

18日のアジア株式市場で、指標の MSCIアジア太平洋指数は下落。中国の温家宝首相が「厳しい」雇用 見通しに警鐘を鳴らしたほか、アジア企業の利益が減少しているとの懸 念が重しとなった。一方、米国向け輸出企業の株価は上昇。成長支援に 向けて行動する用意があるとのバーナンキ米連邦準備制度理事会 (FRB)議長の発言が手掛かり。

中国の代替エネルギー会社、華能新能源は香港市場で14%安。1- 6月(上期)の利益が50%余り減少したもようだとの見通し発表が嫌気 された。一部原発の直下に活断層が通っている可能性があるとの報道を 受け、日本の電力株も下落。一方、売上高の3分の1を北米で稼ぐ日産 自動車は値上がりした。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時29分現在、前日 比0.5%安の115.53。一時は0.4%高まで上昇していた。

コロニアル・ファースト・ステート・グローバル・アセット・マネ ジメントの投資市場調査責任者、スティーブン・ハルマリック氏(シド ニー在勤)は「中国当局は必要に応じて一段の政策緩和で対応する方針 を示しているが、中国人民銀行(中央銀行)が刺激策を講じるには景気 がさらに悪化する必要があり、楽観的過ぎる見通しだ」と指摘した。

原題:Asia Stocks Fall as Profit Concern, Wen Temper Bernanke Comments(抜粋)

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