米ロッキード:1万人削減も-歳出の一律削減回避なければ

米ロッキード・マーチンは米議会 で1兆2000億ドル(約95兆円)の歳出の一律削減が回避できなけれ ば、12万人の従業員のうち1万人前後の削減を迫られる可能性がある。

同社のロバート・スティーブンス会長兼最高経営責任者(CEO) は、18日に予定している下院軍事委員会での証言の準備原稿で、人員削 減のこの数字は、想定される10%の軍事費削減とその他8%の政府プロ グラム予算縮小に基づいた「経験と勘による予想」と説明している。証 言原稿はブルームバーグ・ニュースが入手した。

スティーブンスCEOによれば、来年1月2日に発効する予算削減 を前に、同社は従業員の大量解雇を実施する際、60日前に告知すること を連邦法で義務付けられている。同CEOと同社は、予算削減の場合に は契約企業や供給会社の従業員への事前警告が必要との判断を率先して 行った。

同CEOは証言準備テキストで、「人員削減の影響を受ける従業員 が明確でなく、法的または契約上の救済措置を伴わない工場閉鎖が必要 かどうか」はっきりしないため、「歳出削減措置が発動された場合は失 職の可能性があるということを、極めて多くの従業員に対して7-9月 (第3四半期)終盤から告知する必要があるだろうというのが当社の最 良の判断だ」と説明。「こうした通知は非常に残念なことだ」と述べて いる。

国防関連費の削減は1兆2000億ドルの歳出一律削減の一環。昨年の 債務削減計画をめぐる超党派協議の決裂を受けて削減が義務付けられ た。国防予算の削減規模は向こう10年で5000億ドル、2013年は金利分を 含めて550億ドルに達する。

原題:Lockheed May Fire 10,000 Under Budget Cuts, Stevens Says (1)(抜粋)