米ヤフー:4-6月期の売上高は横ばい-新CEOに課題

米国最大のポータルサイトを運営す るヤフーの4-6月(第2四半期)決算は、売上高がほぼ横ばいにとど まった。成長に勢いがないことを裏付けるもので、17日就任したマリッ サ・メイヤー新最高経営責任者(CEO)は対応を迫られることにな る。

17日の発表によると、4-6月期の売上高は、提携先サイトへの支 払い分を除いたベースで10億8000万ドル(約850億円)となり、1%未 満の増加にとどまった。ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均 は11億ドルだった。

ヤフーは収入の大半を占める広告分野で、フェイスブックのほか、 メイヤーCEOが以前幹部を務めていたグーグルといったインターネッ ト企業に出遅れている。この3年で5人目のCEOとなるメイヤー氏 は、利益を人員削減で補ってきた前任者らより事業成長に尽くすと、投 資家は期待している。

BGCパートナーズのアナリスト、コリン・ギリス氏は「これは事 業再生が必要な状況だ」とし、「売上高を伸ばすよりコストを管理する 方がはるかに簡単だ。メイヤー氏は売上高拡大に必死で取り組まなけれ ばならない」と述べた。

調査会社Eマーケターによると、ヤフーのディスプレー広告の米国 でのシェアは今年9.1%と、昨年の11%から低下し、グーグルやフェイ スブックを下回る見通し。

4-6月期の一部項目を除いた1株利益は27セントと、ブルームバ ーグが集計したアナリスト予想平均の23セントを上回った。人員削減が 経費抑制に寄与していることを示すものだ。ヤフーに帰属する純利益は 2億2660万ドル(1株当たり18セント)と、前年同期の2億3700万ドル (同18セント)を下回った。

ディスプレー広告収入は提携先サイトへの支払い分を除いたベース で1.5%増の4億7340万ドル。欧州などでの売り上げ低迷が響いた。

ヤフーの株価は時間外取引でほぼ変わらず。通常取引終値は前日 比0.3%安の15.60ドルだった。株価は今年3.3%下落している。

原題:Yahoo’s Unchanged Sales Reflects Challenge Facing New CEO Mayer(抜粋)