ギリシャ銀行へのECB資金供給、6月に再び増加-停止解除後

ギリシャの銀行による欧州中央銀行 (ECB)の長期リファイナンシングオペ(公開市場操作、LTRO) 利用額は5月、ゼロ近くに急減した。ECBが同国の一部銀行の利用を 停止したため。資本増強後の6月には利用額が再び増えた。

ギリシャ銀行(中央銀行)がアテネ証券取引所に提出した届け出に よると、ギリシャの銀行のLTRO利用額は5月に34億ユーロ(約3300 億円)と、前月の620億ユーロから減少。一方、ギリシャ中銀が提供す る緊急流動性支援(ELA)の利用額は5月に1240億ユーロと、前月 の592億ユーロから大きく増えた。

ECBは5月16日、資本増強が終わるまでギリシャの一部銀行によ るLTRO利用を停止した。ギリシャ金融安定基金(HFSF)が同 月28日に一部銀行に180億ユーロを注入したことから、停止措置が解除 された。

中銀の別の発表資料によると、ECBの6月の資金供給は737億ユ ーロに増加し、ELA利用額は619億ユーロに減少した。

原題:ECB Financing to Greek Banks Increased in June After May Freeze(抜粋)

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