米インテル:7-9月期売上高見通し、一部の市場予想下回る

半導体メーカーで世界最大手の米イ ンテルは一部のアナリスト予想を下回る7-9月(第3四半期)売上高 見通しを明らかにした。先進国市場の消費者がパソコン(PC)購入を 控えたことが背景。

インテルの17日の発表資料によると、7-9月期の売上高は143億 ドル(約1兆1300億円)の上下5億ドルの範囲になる見通し。ブルーム バーグが集計したアナリスト予想平均は146億ドルだった。インテルは 7-9月期の粗利益率を約63%と予想。4-6月期は63.4%だった。

米欧で需要が後退する中、インテルは売り上げ拡大を先進国以外の 市場に頼っている。同社は今回、今年の売上高の伸び率が一桁台後半に なるとしていた予想を下方修正し、3-5%とした。ただサーバー機器 向け半導体を製造するデータセンター・グループの売上高は4-6月期 に15%増となり、記録的な利益率水準の維持に寄与した。

エバーコア・パートナーズのアナリスト、パトリック・ワン氏は、 「インテルが環境の弱さを認識していることは確かだ」とした上で、 「利益率はかなり力強かった。データセンターは引き続き寄与してい る」と分析した。

決算発表後の米時間外取引で、インテルの株価は1.1%下落。通常 取引終値は1%高の25.38ドル。年初来では4.7%上げている。

ステーシー・スミス最高財務責任者(CFO)はブルームバーグテ レビジョンとのインタビューで、「マクロ経済環境は、年初時点の予想 より若干弱い」と語った。

4-6月(第2四半期)決算は、純利益が28億3000万ドル(1株当 たり54セント)となった。前年同期は29億5000万ドル(同54セント)だ った。売上高は前年同期比3.6%増の135億ドル。アナリスト予想は1株 利益が52セント、売上高が135億ドルだった。インテルは4月、売上高 が136億ドルの上下5億ドルの範囲になるとの見通しを示していた。

原題:Intel’s Sales Forecast Falls Short of Some Analyst Estimates (2) (抜粋)

--取材協力:Danielle Kucera、Adam Johnson.

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