英資産家ブランソン氏、ヴァージン・レコード買い戻しも

英資産家リチャード・ブランソン氏 は、1970年代に自ら設立した音楽レーベル、ヴァージン・レコードの買 い戻しを提案する可能性がある。フランスのメディア企業ビベンディ傘 下のユニバーサル・ミュージック・グループが、EMIグループ買収の 承認を当局から得るため、ヴァージンを売却するかもしれないためだ。

ブランソン氏は複数の買い手候補の1人で、1980年代にフランスで のヴァージン設立に関わったパトリック・ゼルニック氏と共同買収につ いて既に協議した。ブランソン氏の広報担当、ニック・フォックス氏 が17日のインタビューで明らかにした。ゼルニック氏はブリュッセルを 本拠とする独立系音楽レーベルの業界団体インパラの幹部を務めてい る。

フォックス氏は「ブランソン氏とヴァージン・グループは長年、音 楽事業に回帰する方法を模索していた」と述べ、「ユニバーサル・ミュ ージックがヴァージン・レコードを売却する可能性は、市場でダイナミ ックな独立系レーベルを再生させる好機をもたらす」と語った。

ヴァージン・レコードは、カルチャー・クラブやレニー・クラヴィ ッツ、ジェネシスなどが所属したことで知られる。

ブランソン氏は1970年にメールオーダー事業とともに音楽事業を始 め、レコードを通信販売。71年にはロンドンのオックスフォード通りに ヴァージン・レコード1号店をオープンした。77年にはセックス・ピス トルズと契約を結び、その後は多方面に事業を拡大。現在は航空会社や 鉄道、携帯電話など他業種を手掛けるヴァージン・グループの会長。

原題:Branson to Bid for Virgin Records If Universal Music Sells (1)(抜粋)

--取材協力:Aoife White.

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