米消費者物価指数:6月は横ばい-燃料値下がり、食品は上昇

6月の米消費者物価指数(CPI) は前月比で横ばいとなった。金融当局の予測通り、インフレの抑制が続 く可能性が示唆された。

CPI(季節調整済み)は米労働省が発表。ブルームバーグ・ニュ ースがまとめたエコノミスト調査の中央値でも横ばいが予想されてい た。前月は0.3%低下だった。6月の食品とエネルギーを除いたコア指 数は前月比0.2%上昇と、4カ月連続で同率の伸びとなった。コアもエ コノミスト予想の中央値と一致。

ムーディーズ・アナリティクスのシニアエコノミスト、ライアン・ スウィート氏は「現時点ではインフレは懸念材料ではない」と指摘。 「金融当局にとっては経済成長の方が心配だ。政策当局者らは、追加緩 和に傾く可能性を示唆している」と続けた。

6月のCPIを項目別で見るとエネルギー価格が前月比1.4%低 下。ガソリンや燃油、電気の値下がりを反映した。

食品は0.2%上昇。肉や果物、野菜が値上がりした。中西部などで の深刻な干ばつで穀物に被害が及んでおり、食品価格が過去最高水準に 上昇する恐れが出ている。

医療サービスは0.7%上昇と、2010年以降で最大の伸びとなった。

前年比では、総合指数が1.7%上昇で5月と同率の伸び。コア指数 は2.2%上昇で、5月(2.3%上昇)から伸びが若干鈍化した。

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原題:Consumer Price Index in U.S. Was Unchanged, Core Up 0.2% (1)(抜粋)

--取材協力:Kristy Scheuble.

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