米コカ・コーラ:4-6月利益は市場予想上回る-値上げ奏功

清涼飲料最大手、米コカ・コーラ の2012年4-6月(第2四半期)決算は、利益がアナリスト予想を上回 った。北米で昨年下期に実施した値上げが奏功した。

17日の同社発表によると、純利益は27億9000万ドル(約2200億円、 1株当たり1.21ドル)と前年同期の28億ドル(同1.20ドル)からほぼ横 ばい。一時項目を除いたベースでは純利益は1.22ドル。ブルームバーグ がまとめたアナリスト14人の1株利益の予想平均は1.19ドルだった。

コカ・コーラはムフタル・ケント最高経営責任者(CEO)の下で 昨年、値上げを実施し、甘味料やプラスチックなどの原材料コストの上 昇に対応した。第2四半期の値上げ率は北米のソフトドリンクで5%に 達し、全体では3%の値上げにつながった。

同社は今年の商品コストを前年比で約3億ドル増加と見込んでい る。2月時点での予想、3億5000万-4億5000万ドル増は下回りそう だ。ケントCEOはこの日のインタビューで、最近のトウモロコシ先物 価格の高騰は既に同社の年間予想に織り込まれていると説明した。

売上高は前年同期比2.7%増の131億ドル。同社の清涼飲料の販売量 は世界全体で4%増加した。北米では1%増加したほか、中国では7% 増。これに対し欧州では4%減少した。

原題:Coca-Cola Profit Tops Analysts’ Estimates on Higher Pricing (3)(抜粋)