ゴールドマンの4-6月、予想上回る利益-資産運用など寄与

米ゴールドマン・サックス・グルー プの2012年4-6月(第2四半期)決算は、利益がアナリスト予想を上 回った。資産運用事業の収入増と自己資金での投資の収益が寄与した。

17日の同社発表によると、第2四半期の純利益は前年同期比11%減 の9億6200万ドル(約760億円、1株当たり1.78ドル)と、前年同期 の10億9000万ドル(同1.85ドル)から減少。利益はブルームバーグ・ニ ュースの調査に答えたアナリスト25人の中で最高の予想も上回った。

資産運用事業の収入は5%増え13億3000万ドルとなり、アナリスト 7人の予想平均の11億8000万ドルを上回った。1-6月(上期)の全社 の収入は2005年以来で最少だった。ロイド・ブランクファイン最高経営 責任者(CEO)は収益鈍化は金融危機への一時的な反応との見方を示 していた。

ゴールドマンはこの日の発表で、「追加の経費削減措置を導入する 過程にある」と説明した。

プライベートエクイティ(PE、未公開株)やヘッジファンドの持 ち分、株式投資などの収支をまとめた投資・融資部門の4-6月損益は 2億300万ドルのプラス。アナリスト7人を対象に実施した調査では7 億ドルのマイナス-2億ドルのプラスが見込まれていた。

ブランクファインCEOは発表文で、「第2四半期は市場環境が悪 化し、欧州の不安定や世界の成長への懸念を背景に顧客の活動は企業と 投資家どちらも低下した」と分析した。

第2四半期の収入は前年同期比9%減少の66億3000万ドル。アナリ スト16人の予想平均は62億5000万ドルだった。1-6月の収入は前年同 期比14%減の166億ドル。

原題:Goldman Sachs Beats Estimates on Asset Management, Investments(抜粋)

--取材協力:Michael J. Moore、Henry Meyer、Ambereen Choudhury.