香港株(終了):上昇-刺激策への期待で景気減速懸念が後退

香港株式相場は上昇。ハンセン指数 が3営業日続伸となった。一段の景気減速の兆しを受けて国際通貨基金 (IMF)が世界経済見通しを引き下げたものの、中国や米国の政策当 局が刺激策を拡大するとの観測が広がった。

不動産開発会社のチョンコン・ホールディングス(長江実業集 団、1 HK)は4.2%上昇。住宅販売が目標に達したとの発表が寄与し た。化学品メーカーの東岳集団(189 HK)は11%高。同社株の投資判断 をバークレイズが「買い」としたことが好感された。

鉄道建設を手掛ける中国中鉄(390 HK)や中国鉄建(1186 HK)も 値上がり。中国が鉄道プロジェクトへの投資を拡大するとの見通しが背 景にある。時価総額で中国最大の保険会社、中国人寿保険(2628 HK) も高い。

リッチランド・キャピタル・マネジメントのマネジングディレクタ ー、アレックス・アウ氏(香港在勤)は「景気刺激策が奏功し、7-9 月(第3四半期)には状況が好転する可能性がある」と指摘。「多くの 投資家は中国経済が4-6月(第2四半期)に底を打ったと想定してい る」と述べた。

ハンセン指数は前日比333.99ポイント(1.8%)高の19455.33で終 了。構成49銘柄中、44銘柄が値上がりした。ハンセン中国企業株(H 株)指数は同1.8%高の9380.67。

原題:Hong Kong Stocks Rise as Stimulus Hopes Offset Slowdown Concern(抜粋)