6月の米CPIは横ばい、鉱工業生産は上昇か-BN調査

米国の6月の消費者物価は前月から ほとんど変わらなかったもようだ。米連邦準備制度理事会(FRB)当 局者の予想通り、インフレが抑制されていることが示されるとエコノミ ストらはみている。

ブルームバーグ・ニュースが調査したエコノミスト81人の予想中央 値によると、17日発表の6月の米消費者物価指数(CPI)は前月比か ら横ばいの見通し。5月は同0.3%低下だった。この日、別に発表され る6月の鉱工業生産指数と住宅市場指数はいずれも上昇が見込まれる。

大和証券キャピタル・マーケッツアメリカのマイケル・モラン氏 (ニューヨーク在勤)は「インフレ見通しは好ましい」と指摘。「米国 や世界の成長鈍化を受けて物価は抑えられるだろう。FRBの追加緩和 への青信号はともったままだ」と述べた。

米労働省はワシントン時間午前8時半(日本時間午後9時半)に CPI統計を発表する。エコノミストの予想レンジは前月比0.6%低下 -0.2%上昇。

変動の大きい食料品・エネルギーを除いたコア指数は、4カ月連続 で前月比0.2%上昇(中央値)が予想されている。前年同月比では2.2% 上昇が見込まれ、予想通りなら2月以来の小幅な伸びとなる。

FRBは6月の鉱工業生産指数を午前9時15分(日本時間午後10 時15分)に発表する。ブルームバーグがまとめた調査の予想中央値は前 月比0.3%上昇。製造業が引き続き経済成長の柱であることが示される もようだ。5月は同0.1%低下だった。

全米ホームビルダー協会(NAHB)とウェルズ・ファーゴが午 前10時(日本時間午後11時)に発表する7月の米住宅市場指数は30 と、2007年5月以来の高水準が予想され、住宅市場の改善が示されそう だ。

--取材協力:Chris Middleton.