豪中銀議事録:国内経済の勢い若干増した-政策金利据え置き

オーストラリア準備銀行(中央銀 行)は、国内の雇用の伸びとこれまでの利下げが、豪経済が世界的な混 乱を乗り切るのに寄与しているとの認識を下に、今月3日の金融政策決 定会合で政策金利を変更しなかった。17日公表の同会合の議事録で明ら かになった。

議事録によれば、メンバーは会合で「消費は労働市場の良好さによ って支えられている」との認識を示した。豪中銀は3日、政策金利であ るオフィシャル・キャッシュレートの誘導目標を3.5%に据え置いた。

議事録は「国内経済は従来示唆されていたよりも若干勢いを増した 兆候が示されている。メンバーはそのため、今回の会合でオフィシャ ル・キャッシュレートを一段と調整する必要はないと考えた」としてい る。

また「鉱業への投資は予想よりも若干強く、メンバーは資源以外の 経済分野の多くは依然として緩やかな伸びにとどまっていると指摘し た」という。

議事録ではメンバーが、米景気回復が鈍くなり欧州の経済活動は低 下したと懸念する一方で、中国の5月の経済指標は中国経済が従来予想 ほど減速していないことを示唆していると認識していることも分かっ た。

RBCキャピタル・マーケッツのエコノミスト、マイケル・ターナ ー氏(シドニー在勤)は今回の議事録について、「極めてわずかではあ るが、豪中銀が状況は若干改善していると見ているとの示唆が少しだけ 加わった」と分析した。

原題:RBA Saw Growth Momentum in July 3 Rate Pause, Minutes Show (2)(抜粋)

--取材協力:Garfield Reynolds.

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