中国が2009年並みの景気刺激策か、鉄道インフラ投資を拡大へ

中国の鉄道インフラ投資は今年7 -12月(下期)に拡大する見込みで、景気減速の流れを逆転させる取り 組みを後押ししそうだ。

中国国家発展改革委員会(発改委)の安徽省部門のウェブサイトに 掲載された今月6日付の声明によると、通期の支出は4483億元(約5 兆5400億円)の見通し。これは上期の約1487億元から下期に3000億元程 度に増えることを示唆している。

中国の固定資産投資は既に増加し始めており、鉄道建設支出の拡大 は世界的な金融危機下で打ち出された景気刺激策に匹敵するものとな る。商務省の王超次官は16日香港で、海外からの対中直接投資が減少し ていると明らかにしたが、これは欧州の債務問題や緊縮措置が中国経済 にはっきりと打撃を与えていることを示している。

野村ホールディングスの中国担当チーフエコノミスト、張智威氏 (香港在勤)は、「中国の刺激策は市場の予想よりも強力かもしれな い」と述べ、「中国の成長促進策が奏功しつつあることを裏付ける明る い兆しが今後数カ月で増えてくるだろう」と付け加えた。

国営新華社通信が15日伝えたところによると、温家宝首相は安定し た景気回復の勢いはまだ十分ではないとの警戒感を示した。

原題:China Echoes 2009 Stimulus With Plan to Boost Railway Spending(抜粋)

--取材協力:Paul Panckhurst.