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東京製鉄:8月の鋼材価格、一部引き上げ-市況に底値感広がる

電炉最大手の東京製鉄は17日、鋼材 の8月契約について、酸洗鋼板など一部品種の価格を引き上げると発表 した。7月に行った値下げの影響で市況に底値感が広がってきた。

酸洗鋼板は前月比1トン当たり2000円高の6万1000円で、熱延鋼板 は1000円高の5万8000円、縞鋼板は1000円高の6万1000円、酸洗コイル を1000円高の5万8000円とする。

そのほかの品種は価格を据え置き、H形鋼は1トン当たり6万5000 円、熱延薄鋼板(ホットコイル)は5万5000円、厚板は6万円、異形棒 鋼は5万2000円とする。同社は7月契約では全品種の価格を引き下げて いた。

今村清志取締役は、今回一部品種の価格を引き上げた理由につい て、7月の「大幅な値下げで市況は一部で底値ムードが広がりつつあ り、鋼板類など一部品種で市況の先安観が消えつつある」と説明。国内 市況に影響を与える海外市場の動向については「欧州金融危機の不安定 な状況が依然として続いているが、中国、ロシア以外の売り手からのオ ファーが出にくくなってきており、価格の下落ペースが鈍っている」と 指摘した。

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