スペイン銀行支援に100億ユーロの緩衝部分含める-文書案

スペインの銀行向け国際支援の初回 分300億ユーロ(約2兆9200億円)に100億ユーロの「慎重な緩衝材」が 含まれることが、ユーロ圏救済基金である欧州金融安定ファシリティー (EFSF)の合意文書案で明らかになった。

EFSFは7月20日にユーロ圏の財務相による電話会議を行った後 にスペイン向け救済プログラムを月内に開始する予定。最大1000億ユー ロの救済資金はスペインの金融セクター支援に使途が限定されており、 経営難の銀行に対応するために設立された政府系機関によって当初は管 理される。

ドイツの議員らに配布された16日付の文書案によると、EFSFは 初回300億ユーロを融通し「不測の事態に行使可能な信頼できる補強装 置をつくり、スペインの銀行セクターへの信頼回復で想定外の介入が必 要になった場合のコストを賄うため」の予備を設ける。その金額には 約100億ユーロの「慎重な長期的緩衝材」が含まれるという。ドイツ議 会は19日に支援についての採決を行う。

原題:Spain Bank Aid Includes 10 Billion-Euro Cushion, Document Shows(抜粋)

--取材協力:Esteban Duarte、Rainer Buergin、Brian Parkin.