欧州株:3日ぶり下落、FRB議長証言に失望-アルカテル安い

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17日の欧州株式相場は3営業日ぶり に下落。バーナンキ米連邦準備制度(FRB)議長が議会証言で具体的 な追加刺激策に言及しなかったことから、失望売りが出た。

フランスの通信機器メーカー、アルカテル・ルーセントはほぼ14年 ぶりの大幅安。4-6月(第2四半期)の赤字計上が嫌気された。英家 庭用品小売りのウォルセリーは1.9%安。フランスの事業を売却し、そ れに伴う評価損を計上する可能性を明らかにした。

一方、英CSRは34%急伸。同社の携帯テクノロジー部門を韓国の サムスン電子が買収することで合意した。

ストックス欧州600指数は前日比0.3%安の256.09で終了。6月4日 に付けた年初来安値からは9.5%上げている。

マーケット・セキュリティーズの欧州チーフストラテジスト、ステ ファーヌ・エコロ氏は「この日の取引の大半は、バーナンキ議長が量的 緩和拡大を幾分示唆することを期待しながら行われていた」と指摘。 「ところが議長の証言は、緩和措置を容易に講じてはならないという内 容だった。つまり、もう一段の量的緩和の実施には程遠いというわけ だ。このような発言の後では、弱気派が強気派を上回るだろう」と語っ た。

この日の西欧市場では、18カ国中8カ国で主要株式指数が下落。ド イツのDAX指数は0.2%上げた。

原題:European Stocks Decline as Bernanke Gives No Stimulus Details(抜粋)

--取材協力:Adria Cimino.

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