ブラジル株:ボベスパは反落-IMFの世界成長率見通し改定で

16日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が1週間ぶり高値から反落。国際通貨基金(IMF) が2013年の世界成長率見通しを下方修正したほか、ブラジル中央銀行の エコノミスト調査で同国の今年の成長率予想が引き下げられた。

金属安を背景に、製鉄会社ジェルダウは2.9%、鉄鋼石生産の MMXミネラサン・エ・メタリコスは7.1%それぞれ下落。資産家エイ キ・バチスタ氏が経営権を持つ石油会社OGXペトロレオ・エ・ガス・ パルチシパソンエスは6.2%値下がりし、2週間ぶり安値。ドイツ銀行 が投資判断を「ホールド」から「セル」に引き下げたことが嫌気され た。住宅建設会社PDGレアルティSAエンプレエンジメントス・エ・ パルチシパソンエスは7.5%安と、指数構成銘柄の下落率トップだっ た。

ボベスパ指数は前週末比1.7%安の53401.80で終了。指数構成銘柄 のうち下落が54銘柄、上昇は11銘柄。通貨レアルはほぼ変わらずの1ド ル=2.0366レアル。

インベストポルト(サンパウロ)で約2億5000万レアル(約97億 円)相当の運用に携わるミレラ・ラパポルト氏は電話インタビューで、 「ブラジルや世界の経済成長は足踏みしている」と指摘。「株式相場の 改善は世界経済の回復次第だ。企業収益にとってもそれが重要だ」と述 べた。

IMFは世界経済見通しの改定を公表し、13年の成長率見通し を3.9%と、4月時点の4.1%から引き下げた。ブラジル中央銀行が 約100人のエコノミストを対象に実施し、この日発表した調査による と、今年の同国経済成長率の予想は1.9%(中央値)と、前週の2.01% から低下した。

原題:Bovespa Falls as Steelmakers Drop on Reduced IMF Global Outlook(抜粋)

--取材協力:Denyse Godoy.

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