米社債保証コスト上昇-IMF経済見通しや米小売売上高響く

16日のクレジット・デフォルト・ス ワップ(CDS)市場で、米企業の社債保証コストは上昇した。国際通 貨基金(IMF)が2013年の世界成長率見通しを下方修正したことに加 えて、米小売売上高が3カ月連続で減少し、欧州債務危機が世界経済に 打撃を与えつつある状況が示された。

ブルームバーグの集計によると、北米企業の信用リスクの指標であ るマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは、ニューヨーク 時間午後5時9分(日本時間17日午前6時9分)現在、0.9ベーシスポ イント(bp、1bp=0.01%)上昇の112.7bp。

ミラー・タバクの経済担当チーフストラテジスト、アンドルー・ウ ィルキンソン氏(ニューヨーク在勤)は電話取材に対し、「ユーロ圏が 世界の景気減速の原因だということを誰もが承知している」と述べ、 「IMFの分析を人々が憂慮するのは、その影響が新興市場にますます 浸透しつつあるためだ」と指摘した。

米プリンターメーカーのレックスマーク・インターナショナルの社 債保証コストは59.5bp上昇の539.3bpと、ブルームバーグのデータ が残る08年6月以来で最も高くなった。先週11日以降、152.1bp上昇 している。4-6月(第2四半期)の業績見通しを下方修正したことが 響いた。

原題:Credit Swaps in U.S. Jump as Growth Concern Rises on IMF, Retail(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE