英国債:5年債利回り、過去最低を更新-経済統計や中銀購入で

16日の英国債相場は上昇。5年債利 回りは過去最低を記録した。米小売売上高が予想に反して減少したこと から、比較的安全とされる英国債の需要が高まった。

10年債利回りは6週間ぶり低水準まで下げた。国際通貨基金 (IMF)が英国の経済成長率見通しを下方修正したほか、業界調査で 7月の英住宅販売希望価格の低下が示されたことが手掛かり。イングラ ンド銀行(英中央銀行)がこの日、資産買い取りプログラムの一環とし て10億ポンド相当の国債を購入したのも支援要因だった。

ロイズ・バンキング・グループ(ロンドン)の金利ストラテジス ト、バトサラ・ダッタ氏は「米経済データが世界景気の減速兆候を強め た。これが英国債など高格付け国債の需要を支えるだろう」と述べ、 「目先に利益確定の動きがある程度出るだろうが、利回りが一段と低下 するとの基本的な見方が変わることはない」と続けた。

ロンドン時間午後5時現在、5年債利回りは前週末比4ベーシスポ イント(bp、1bp=0.01%)低下の0.56%。過去最低とな る0.531%まで下げる場面もあった。同国債(表面利率1.75%、2017年 1月償還)価格はこの日、0.175上げ105.31。10年債利回りは5bp下 げ1.5%。一時は1.47%まで下げ、6月1日以来の最低となった。

原題:Gilt Five-Year Yields Drop to Record on U.S. Retail Sales, IMF(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE