インド株:4日続落、雨量が平年下回るとの予報で-TCS安い

16日のインド株式相場は4営業日続 落。6月のインフレ率が予想外に鈍化したことからインド準備銀行(中 央銀行)が利下げに踏み切るとの楽観が浮上したものの、雨量が平年を 下回るとの予報が相場の下落要因となった。

ソフトウエア輸出大手のタタ・コンサルタンシー・サービシズ( TCS)とインフォシスが安い。米ゴールドマン・サックス・グループ が世界の情報技術(IT)支出の伸び率見通しを3%とし、これまでの 4%から引き下げたことが売り材料。両社は売上高の90%余りを海外か ら得ている。インド最大のエンジニアリング会社、ラーセン・アンド・ トゥブロも下落した。

ボンベイ証券取引所のセンセックス30種指数は前週末比110.39ポイ ント(0.6%)安の17103.31で終了した。

インドの6月のインフレ率は予想外に前月から鈍化したものの、5 カ月連続で7%を上回った。インド中銀の次回の政策決定会合は31日に 開かれる。

気象当局によると、7月の雨量は予想を下回る見通し。6月から9 月までのモンスーンで7月は雨量が最も多い月。データによると今年の モンスーンの雨量は過去50年平均を23%下回っており、食料コストを押 し上げる恐れがある。モンスーンの雨量は年間の70%余りに相当する。

原題:India’s Sensex Drops for Fourth Day on Monsoon, Global Concerns(抜粋)

--取材協力:Shikhar Balwani、Manish Modi、Santanu Chakraborty.