中国株(終了):上海総合指数、09年以来の安値-決算に失望

中国株式相場は下落。上海総合指数 は2009年以来の安値となった。政府が景気刺激策を講じるとの観測はプ ラス材料だったものの、企業利益の落ち込みをめぐる懸念が重しとなっ た。

中国2位の通信機器メーカー、ZTE(中興通訊、000063 CH) は10%の値幅制限いっぱい下落。1-6月(上期)の純利益が前年同期 比で最大80%減少したもようだとの発表が嫌気された。時価総額で中国 最大の家電小売り会社、蘇寧電器(002024 CH)は09年3月以来の安値 で終了。1-6月の純利益が最大30%減少したとの見通しが響いた。

中国の自動車メーカー、比亜迪(BYD、002594 CH)は過去最安 値を付けた。元大証券が、中国の電気自動車開発のペースは予想ほど速 くならないとの見方を示したことから売られた。保険会社の中国平安保 険(集団、601318 CH)やペトロチャイナ(中国石油、601857 CH)も安 い。

江海証券の陳力求ストラテジスト(上海在勤)は「これまでのとこ ろ決算は極めて悪く、短期的に相場が上向くと期待してはいけない」と 指摘。「他の企業が予想を上回る決算を発表するかどうかは疑問だ。依 然として政策緩和の望みはあるが、次の利下げは最も早くても8月とみ られる」と述べた。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動して いる上海総合指数は、前週末比37.94ポイント(1.7%)安の2147.96 と、09年3月13日以来の安値で終了。上海、深圳両証取のA株に連動し ているCSI300指数は同2.1%安の2399.73。

原題:China’s Stocks Fall to Lowest Level Since March 2009 on Earnings(抜粋)

--取材協力:Zhang Shidong、Belinda Cao.