九州各地で記録的豪雨、20人死亡、7人不明-23万人に避難指示

九州北部を中心に、梅雨前線の活発 化による記録的豪雨が続いている。NHKのまとめによると、14日午前 3時57分現在、大雨による土砂崩れや家屋の倒壊により熊本・大分両県 で20人が死亡、7人が行方不明になっている。気象庁は、川の氾濫や土 砂災害の恐れがあるとして、警戒を呼び掛けている。

気象庁の発表によると、14日午前、福岡県八女市、うきは市、筑後 市で1時間に約110ミリの記録的豪雨となった。また、同日午前3時10 分には、神奈川県山北町で105ミリの大雨を記録した。同日午前10時半 現在、福岡県、熊本県、大分県、佐賀県、長崎県、広島県、山口県の一 部に大雨警報が発令されており、多いところで1時間に80ミリの降雨が 予想されている。

福岡県柳川市は14日午前8時50分、沖端川の堤防決壊で全域に避難 指示を発令。みやま市も全市に避難指示を出した。NHKによると、午 前11時17分現在、福岡、大分、佐賀、熊本の各県で計8万4000世帯、23 万人以上に避難指示が出ているという。JR九州の発表によると、午 前11時14分現在、九州新幹線が博多-熊本間で運休しているほか、日田 彦山線、後藤寺線、三角線が全線運休するなどの影響が出ている。

気象庁のデータによると、熊本県阿蘇市乙姫では、11日から3日間 の雨量が656ミリとなり、7月の月間雨量平均値(570.1ミリ)を大幅に 上回っている。13日午前9時時点でほかに4地点で最大1時間降水量が 観測史上1位を更新するなど、記録的豪雨となっている。