NY連銀:バークレイズのLIBOR問題、2008年に認識

ニューヨーク連銀は英銀バークレイ ズがロンドン銀行間取引金利(LIBOR)を意図的に低く報告してい た事実を2008年4月の時点ですでに認識していた。ニューヨーク連銀が ウェブサイトに文書を掲載した。

これによるとバークレイズの職員は当時、ニューヨーク連銀のスタ ッフに対し、「バークレイズはLIBORの報告金利で突出していると の印象を避けたいために意図的に低い金利を報告していた」と説明し た。

ニューヨーク連銀の文書には、「バークレイズの職員はまた、他の 銀行も意図的に低いLIBOR金利を報告しているとの自らの意見を述 べた」とも記述されている。

2008年にニューヨーク連銀総裁だったガイトナー米財務長官は当 時、LIBOR算出方法の改善を求める提案書をイングランド銀行(英 中央銀行)に送った。イングランド銀のキング総裁とタッカー副総裁 (当時は市場担当ディレクター)はガイトナー氏の提言を英国銀行協会 (BBA)と共有した。イングランド銀行がやりとりの記録を公表し た。

ガイトナー氏の提言の中には「誤った報告の防止」を目的とする手 続きが含まれており、LIBORの見直しを進めていたBBAはこの提 言を取締役会で取り上げる意向を示した。同氏とキング総裁は5月、バ ーゼルでの会合でLIBORについて協議していた。

原題:New York Fed Says It Knew Barclays Underreported Libor (2) (抜粋)