アジア株:MSCI指数、7日ぶり上昇-景気支援策を期待

13日のアジア株式相場は上昇。指標 のMSCIアジア太平洋指数はこのまま推移すれば、7営業日ぶりの値 上がりとなる。中国の4-6月(第2四半期)国内総生産(GDP)が 3年ぶりの低成長となり、韓国が今年の成長率見通しを引き下げ、シン ガポール経済が4-6月期にマイナス成長に陥る中、政策当局が成長支 援に向け追加策を講じるとの期待が高まった。

韓国最大の自動車メーカー、ヒュンダイモーターカンパニー(現代 自動車)は3.4%上昇。賃金交渉再開で労組と合意したことが好感され た。売上高の大半を中国で稼ぐ婦人靴販売の百麗国際は、売り上げ増加 を手掛かりに香港市場で3.8%上げている。中国の航空関連株も上昇。 上海デーリーは、中国政府が航空会社に出資するための投資会社を設立 する可能性があると報じた。一方、電通は下げた。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時7分現在、前日 比0.4%高の115.08。ただ週間では、このままいけば3%の下落と、5 月以来の大幅安となる。

ベアリング・アセット・マネジメント(アジア)で域内のマルチア セット戦略責任者を務めるキエム・ドゥ氏(香港在勤)は「市場はもっ と悪い数字が出ると心配していた」と述べ、「政策当局がこの週末にど う動くか分からないため、ポジションは幾分整理した方が良いかもしれ ない」と語った。

日経平均株価の終値は前日比4円11銭(0.1%)高の8724円12銭。

原題:Asia Stocks Rise, Poised to Snap Six-Day Loss, on Stimulus Bets(抜粋)