NY原油時間外:3日ぶり下落-欧州債務危機で燃料需要低迷

ニューヨーク原油先物相場は13日の 時間外取引で3日ぶりに下落。欧州債務危機で世界の経済成長が圧迫さ れ燃料需要が低迷するとの見方が強まった。

原油先物は一時、0.6%下落した。前日の通常取引は0.3%上昇。ム ーディーズ・インベスターズ・サービスは短期的な経済見通しが悪化し たとしてイタリアの国債を格下げした。13日に発表される中国の4-6 月(第2四半期)国内総生産は、ブルームバーグ・ニュースの調査だ と7.7%増(中央値)が予想されている。米国が対イランで新たな制裁 を発表したことを受けて、前日の通常取引は1週間ぶりの高値で引け た。

ファット・プロフェッツ(シドニー)のアナリスト、デービッド・ レノックス氏は「原油相場は依然として下降リスクが続いている。欧州 債務危機、米国の非常に弱い景気、中国の景気も軟化しつつある。悪材 料が重なっており、供給ショックでもない限り下降リスクが続くことは 自明だ」と述べた。

原油先物8月限は一時、50セント安の85.58ドルを付けた。シンガ ポール時間午前8時45分(日本時間同9時45分)現在、85.70ドルで推 移している。前日の通常取引は27セント高の86.08ドルで引けた。終値 としては5日以来の高値。今週に入ってからは1.5%上昇、年初来で は13%下落。

原題:Oil Drop as Demand Concern Outweighs Additional Iran Sanctions(抜粋)

淡路毅 +81-3-3201-2107 tawaji@bloomberg.net