NY銅:下落、需要見通し悪化-世界的な景気減速の兆候で

12日のニューヨーク銅先物相場は下 落。世界的な景気減速の兆候が増えたほか、米連邦公開市場委員会 (FOMC)議事録で追加的な景気刺激策への期待が低下して需要見通 しが悪化し、ここ3日間で2度目の下げとなった。

アジア開発銀行(ADB)は今年のアジア経済の成長率が従来予想 を下回るとの見通しを明らかにした。オーストラリアの6月の雇用者数 は予想外に減少。FOMC議事録では、追加的な国債購入を支持するメ ンバーが少なかったことが示された。

ニューエッジ・グループのシニア・バイス・プレジデント、マイケ ル・テューレック氏は電子メールで、「世界の成長見通しに対して懸念 が多い」と指摘。相場下落は「米連邦準備制度理事会(FRB)が一段 の緩和を急いで発表することはない様子であることへの失望を反映して いる」との見方を示した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先物 9月限は前日比0.9%安の1ポンド=3.415ドル。銅相場は今月2.3%の 下落。

原題:Copper Declines Amid Further Signs of Worldwide Economic Slump(抜粋)