S&P500種企業の2012-13年業績見通しを下方修正-BOA

バンク・オブ・アメリカ(BOA) は、S&P500種株価指数を構成する企業の2012年および13年業績見通 しを下方修正した。商品価格の下落や世界的な経済成長の鈍化が企業利 益の足かせになるとの懸念を理由に挙げた。

BOAのストラテジストは、2012年および13年のS&P500種企業 の利益予想を1.4%引き下げた。同行ストラテジストのダン・スズキ、 サビタ・スブラマニアン、ジル・キャリーの3氏は12日付顧客リポート で、1株当たり利益は2012年が102ドル(前年比4%増)、13年は109ド ル(同7%増)との予想を示した。

3氏はリポートで、「ボトムアップ手法のコンセンサス予想は昨夏 以降じりじりと下がり続けてきたものの、依然として楽観的過ぎるよう に見受けられる」と指摘。「最近は企業が業績を下方修正し、見通しも 引き下げており、コンセンサス予想が一段と悪化する初期段階にあるこ とを示唆している可能性がある」と説明した。

ブルームバーグのデータによると、第2四半期のアナリスト予想は 前年同期比1.8%減と、2009年以降で初めての減益が見込まれている。 中国と欧州の景気減速で外需が後退していることが背景。2012年通年で は7.2%増となる見通し。

原題:Bank of America Cuts Earnings Forecast for S&P 500 in 2012, 2013(抜粋)