欧州株:大幅安、FOMC議事録に失望-英イージス急伸

12日の欧州株式相場は2週間余りで 最大の下げとなった。米連邦準備制度理事会(FRB)が前日公表した 連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で、追加刺激策への強い姿勢が 示唆されなかったことへの失望感が広がった。

スイスのソフトウエアメーカー、テメノス・グループは28%急落 し、3年ぶり安値を付けた。2012年増収見通しを下方修正したほか、最 高経営責任者(CEO)の辞任を発表した。英資産運用会社、アシュモ ア・グループは6.7%安。運用資産の減少が嫌気された。一方、英広告 会社イージス・グループは45%急伸。電通による買収合意が買いを集め た。

ストックス欧州600指数は前日比1.1%安の252.89で終了。先月25日 以降で最大の値下がり。先週までは週間ベースで5週連続で上昇したも のの、今週に入って0.6%下げている。景気減速が欧州や米国の企業利 益に打撃を与えるとの懸念が高まっているためだ。

MWBフェアトレード・ウェルトパピエルハンデルスバンクの株式 トレーダー、アンドレアス・リプコウ氏(フランクフルト在勤)は「既 にオペレーションツイスト(ツイストオペ)があるため、米金融当局が 何ら行動を取らないのは明らかだ」とし、「追加措置へのシグナルが発 信されるとの期待が一部にあった」と語った。

この日の西欧市場では、18カ国中16カ国で主要株価指数が低下し た。

原題:European Stocks Decline as Fed Minutes Damp Stimulus Optimism(抜粋)

--取材協力:Francine Lacqua、Peter Levring.

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