英RBS:異動拒否の元幹部賞与不払いへ-法的支持を求める

ロイヤル・バンク・オブ・スコット ランド・グループ(RBS)は元幹部に解雇前に約束した賞与の一部不 払いを決定、ロンドンの高等法院にこれを支持するよう求めた。

RBSが提出した裁判資料によると、投資銀行部門でリスク・ソリ ューション責任者を務めたゲリー・コトル氏は2011年、部署の事業再編 に伴い失職、新たなポジションを提示されたが異動を拒否した。

RBSはコトル氏が「正当な理由なく」異動を拒否したことを理由 に、09年に確定した同氏への190万ポンド(2億3200万円)の繰り延べ 賞与のうち最終分の支給(70万ポンド)を保留する権利があると5月の 時点で主張している。RBSの広報担当者はコメントを避けた。

一方のコトル氏は、ブルームバーグの電話取材に対し「適切なポジ ションが提示されていたならば私はまだRBSにいただろう」と語っ た。同氏は、退職金が支払われず、不当に解雇されたとしてRBSを相 手取り、ロンドン中央雇用裁判所に訴えている。

同氏は07年にモルガン・スタンレーからRBSに転職した。「私の チームが達成した業績や勤務していた4年間の社への貢献を考えると」 解雇は驚きだと話した。

裁判資料によると、コトル氏が09年に約束された190万ポンドのボ ーナスは2年間にわたりRBSの社債で支払われることになっていた。 退職した従業員への未払いの賞与を支給するかどうかは報酬委員会の判 断に委ねられているという。

原題:RBS Asks Court to Block $1 Million Bonus to Ex-Risk Chief (2)(抜粋)

--取材協力:Ben Moshinsky.

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