米失業保険申請件数:35万件に減少、季節調整難を反映

先週の米失業保険申請件数は前週比 で予想以上に減少した。自動車工場の設備更新に伴う一時的閉鎖を見越 した季節調整を反映した可能性が高い。

米労働省が発表した先週の新規失業保険申請件数(季節調整済み) は、前週から2万6000件減少して35万件。ブルームバーグ・ニュースが まとめたエコノミスト予想の中央値は37万2000件だった。前週は37 万6000件(速報値37万4000件)に修正された。

クレディ・スイスの米国担当エコノミスト、ジョナサン・バジーレ 氏(ニューヨーク在勤)は「申請件数を統計通りに受け止めることは到 底できない。7月は工場閉鎖があるからだ」と指摘。「不透明感が強い 時期にある。こういった状況の中、企業は投資や雇用といった面で積極 的にリスクを取ろうとはしない」と述べた。

自動車メーカーは毎年度の新型車投入に合わせた生産設備の変更た め、この時期に工場を一時閉鎖する。労働省当局者によると、今年はそ の実施時期を特に予測しにくく、統計の季節調整が困難になっている。 同当局者は、統計の発表に際して記者団に説明した。

比較的変動の少ない4週移動平均は37万6500件と、前週の38万6250 件から減少した。失業保険の継続受給者数は6月30日までの1週間で前 週比1万4000人減少して330万人となった。

覧ください。

原題:Jobless Claims in U.S. Plunge as Fewer Auto Plants Shut Down (2)(抜粋)

--取材協力:Chris Middleton、Craig Trudell.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE