財政破綻の米サンバーナーディノ市、債権団との調停免除も

米カリフォルニア州のサンバーナー ディノ市は財政の非常事態を宣言することで、新たな州法の下で債権団 との調停プロセスを免れる同州初の市となる見込みだ。破産法の適用申 請を決めた同市の法務責任者ジェームズ・ペンマン氏が明らかにした。

同氏は11日のインタビューで、非常事態宣言をめぐる投票を市議会 が16日に予定していると説明。非常事態を宣言すれば、債権者が参加す る権利のある60日間の中立的な評価作業を省略することができる。同氏 はサンバーナーディノ市に「今後60日を乗り切るのに十分なキャッシュ フロー(現金収支)があるとは思えない」と述べた。

市議会は10日の投票で、破産法の適用申請を決め、財政破綻に伴う 資産保全を求める同州で今年3番目の自治体となった。6月26日の財政 分析によれば、人口20万9000人の同市は年金や債務のコストなどで4500 万ドル(約36億円)の財政赤字に直面している。

原題:California City May Skip Bankruptcy Mediation, Attorney Says (1)(抜粋)

--取材協力:Pete Young.